ガスケットペーストの使い分けってどう判断するんだろうって話。(ニチアス編)

ニチアスのガスケットペーストに‟9105アクアタイトペースト”と‟9106オイルタイトペースト”と‟9400ナフロンペースト”という製品があります。

基本的にはお客さんからこれ頂戴って言われた商品をそのまま売ってしまうのですが、たまにペーストって何種類かあるけど何が違うのって問い合わせがあります。

簡単な違いで言うと下記になります。

  • ‟9105アクアタイトペースト” →水系の流体を使用するラインに使用可能です。
  • ‟9106オイルタイトペースト” →油系の流体、溶剤などのラインに使用可能です。
  • ‟9400ナフロンペースト”→水系、油系流体どちらにも使用可能 。PTFE系ガスケットに関してペースト使用する際はナフロンペースト使用が最適です。

完全に使用可能流体によって商品名がつけられているっていう、かなり親切な商品名でした。

ちなみに、 ‟9105アクアタイトペースト”は主成分が油溶性バインダーで
‟9106オイルタイトペースト” は主成分が水溶性バインダーの使用する流体と対になるものが主成分になってます。

混ざらない相性の悪いもの同士も使い方次第で便利に利用できるんだなーと思わされる商品でした。

バルカーの6500と6500ACって何が違うのさ。

今いる会社はニチアス製品メインで扱っているので、正直バルカーさんやピラーさんの商品ってあんまり詳しくないんですよ。

まー、ニチアス製品に関してもまだまだなのですが。

その詳しくない中でもバルカーのジョイントシートの6500とニチアスのジョイントシートの1995が相当品ってことはよく問い合わせがあるので知っているんです。でも、バルカーって6500と6500ACってのがあるんです。

これってACつくと何が違うのって話なんです。

ちなみにお客さんに聞かれてそういえばそんなのあったな、確認してきますで逃げてしまいました。

それで確認したんです。

そしたら、簡単にいうと使用するフランジによって使用6500か6500ACかを使い分けると。

基本的に鉄のフランジだったら6500、ステンレスだったら6500ACだそうです。

理由は6500に含まれる塩素系化合物がステンレスと反応してステンレスを腐食してしまうので、塩素系化合物を低減した6500ACをステンレスフランジに対しては使用すると。

じゃあって話で、ニチアスで6500ACに相当するものってなんだろうと。それは、1995でした。

細かい所までは不明ですが、1995は可溶性ハロゲンが少ないのでステンレスフランジに対して腐食を起こさないそうです。

なので、6500って来たら無印でもACでも1995で代替え可能だってわかったのでお客さんにどうですかって、どやって説明をしましたと。

テフロンクッションのフェルト入りってなんで必要なの。

 テフロンクッションってのはニチアス製品で言うところのT#9010っていうシリーズの商品群の物になります。




イメージとしては上記のようなものになります。

基本記号によって形状変わるのですが、一番基本の形は中芯材にT#1995でテフロンの外皮の形も基本のAタイプってのが現状流通量が多いです。

この商品はテフロン単体製品に比べると安価なのにも関わらずテフロンの特性である電気絶縁性、耐薬品性があるため重宝されています。

なので、私が働いている会社でもかなりの量この製品動きます。

それで、このテフロンクッション、中芯材とテフロン外皮の間にフェルトが挟んであるタイプがあるんです。

正直ほとんど扱わないのですが、存在するってことは何か特別な用途があるんじゃないかと調べてみました。

そしたら、特には無かったです。

しいていえば、中芯材に比べるとフェルトの方が柔らかいのでフランジへの馴染みがよくなるのでフランジとパッキンとの間に隙間がうまれづらい位なものでした。

そして、フェルトを入れることのデメリットも一応あり、フェルトが布なので水にぬれるとフェルトにへたりが発生してしまい、それによってガスケットの面圧が低下して漏れが発生する場合もあるので、ぬれる可能性のある箇所にはフェルト入りは使用しない方がよさそうです。

ということで、基本的には私のからテフロンクッションのフェルト入りを積極的には勧めないなーって話でした。