材質の耐圧以上のサイズのフランジにパッキンとして使用する時の確認点

普段の仕事中でよくある問い合わせなのですが、ニチアスの#9007のパッキンで20Kサイズの物をくださいとか、材質がゴムなのに20Kサイズの物が欲しいなどといった問い合わせがあります。

このパッキンは製作すること自体は可能なのですが、材質の耐圧として10Kしかないのでこのまま製作してお客さんが実際使用して実際に圧力が20Kかかると中の流体がもれます。

なので、手間ですが実際にその圧力がパッキンを使用するそこの接続部にかかるのかの確認を必ず行うようにしています。

仕事を始めたころはお客さんが20K欲しいっていってるんだから実際の圧力も20Kかかるんでしょ、面倒だから他の材質のパッキン勧めたらいいやと思ってました。ただ、実際何度か確認とってみるとただフランジのサイズが20Kサイズなだけで実際は圧力が10Kかからない場合が結構あるので手間ですが確認をとってから材質選定をするようにしています。

ただ個人的には正直言うとパッキン自体は高いものではないけど漏れが出たりすると原因究明や保証だったりの話など出てきてかなり大変なことになるので、フランジサイズの耐圧のパッキンを単純に入れていきたいなと、安パイでいきたいななんて考えてしまいます。

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