異種金属のフランジ接続の際のガスケット選定。

お客様からたまに問い合わせがあることの中でフランジの片方が鉄でもう片方がステンレスの場合どういうガスケットを選定すればいいの?というのがあります。

異種金属でのフランジ接続になるので絶縁を取らないとイオン化傾向で異種金属腐食を起こします。異種金属腐食って言葉で表すと何のことかよくわからないですが、単純に錆びるってことです。錆びるといってもすぐにフランジが錆びるわけではなく時間をかけてゆっくりと錆びていくため、施工してすぐに問題にはならなくとも何年か後にフランジが錆びて、錆びた部分に多少の空洞ができて漏れが発生する可能性があります。

上記のようなことにならないために、フランジとフランジを接続するボルトを絶縁仕様にしてガスケットも絶縁仕様の物にします。

それで絶縁仕様のガスケットとなるとテフロン系のガスケットになります。

あとは使用温度やコストによって使用ガスケットを選定していきます。

簡単な例で言うとニチアス製品であれば、耐圧10Kで耐熱~100℃だったらT#9007のガスケット、耐圧20K耐熱~200℃の場合はT#1133のガスケットをざっくりと選定しています。耐圧、耐熱が上記条件より上がったりする場合は別途相談をして合うガスケットを選定するようにしています。

「異種金属のフランジ接続の際のガスケット選定。」への5件のフィードバック

  1. 先週、自分も同じ質問をお客様から頂きました。テフロン系で間違いないということは理解していたのですが、流体によってまた別のガスケットを選別しないといけなかったみたいで、結局上司に頼ってしまいました…。

    fauさんの記事はとてもわかりやすく、選定の参考になります!ありがとうございます。

    1. アリマさんへ

      実は流体によって選定変わるの知らなかったです。
      お恥ずかしい話いつも圧力と温度程度しか気にしてなくて。。。

      流体で選定変わったってことは漏れるとかなり危ない流体だったんですか?

  2. fanさんへ 返信遅れてしまいまして申し訳ありません。

    流体は水蒸気だったのですが、テフロン系の中でも温度が100度までのもの(一番安価)を勧めようとしたのですが、上司から注意を受けました…。カタログ上、水蒸気でもOKなのですが、やはり問題があってからでは遅いのでもう少し耐熱温度が高いガスケットを勧めるよう指導されました!今後気を付けようと思いましたね…。

    1. アリマさんへ
      こちらも返信遅れて申し訳ありません。
      メーカーさんのカタログ選定だとたまに危ないことありますよね。
      あれなんなんですかね。

      1. fanさんへ

        やはりいろいろな現場がありますからね~。自分は配管関係の現場は見たことないのですが、そこらへんシビアなのかもしれませんね。カタログ通りとはいかないのかもしれません。

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