内径外径が少し違うガスケットは使えないのか?

規格ではない寸法指定のあるガスケットを製作する時にはざっくり製作方法が2種類に別れます。

1つ目はプロッターやウォータジェットなどのCADで図面を描いて機械で製作する方法。

もうひとつは型を製作してプレスで抜いていく方法です。

ざっくりとした使い分けとしては少ししか製作しなくて良いものは機械で製作して、量が出るものに関しては型を製作してプレスで製作しています。

そして単純な一枚辺りの価格はプレスの方が安く製作もしやすいため納期の融通もききやすいです。

そんなコストや納期の関係で、お客さんは数量必要ではなく、0.5~1ミリ程度の誤差の型がある場合はそのサイズでガスケットの使用可能な場合が多いためお客さんから了承いただけたらそのサイズで納品することがあります。

ただ、内径に関しては希望のサイズより小さいと内径がフランジの内側にきてしまうと使用できなく、外径に関しては大きいとフランジから出てしまう可能性あるためこれも使用が出来ない可能性があります。

なので、納期や価格の都合で多少の誤差のガスケットを勧める際は内径が小さいものや外径が大きいものはトラブルの元になるので気を付けていかないとです。

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