ごくたまになのですがテフロンのガスケットを納めたらサイズが注文したものと違うという話をされることがあります。
サイズを作り間違えたのかなと思い、工場に確認をとって製作図面をみても注文通りの寸法で製作しているため製作間違いでもない。
この場合考えられるのは温度変化でテフロンが伸び縮みした可能性です。私はこの業界に入るまで知らなかったのですがテフロンは温度変化でサイズが変わりやすく、暖かいと伸び、寒いと縮む特性があります。この特性のため特に冬は製作した工場が暖かく、納品して一時的に保管していた倉庫が寒かったりすると縮んでしまって寸法が狂ってしまうことがあります。
この縮んでしまった場合の対処なのですが、簡単な話で暖めれば多少伸びるためお客さんには暖めてもらえるとサイズが少し大きくなるため暖めて使用してもらうようにしています。
やはりまだまだ扱ってる商材がローテクだなって感じる瞬間です。
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