高い温度下で絶縁をしたいとなった時に絶縁仕様のボルテックスパッキンを選定される時があります。
この絶縁仕様のボルテックスはニチアスの型番でいうとT#1834+9007LCになります。
単純にT#1834-NA-EOSを9007LCで挟んだ製品になります。そのためボルテックス本体の耐熱は350℃までなのですが、9007LCの耐熱が200℃なので実際絶縁として使用をしようとすると耐熱が200℃になってしまいます。そして組み合わせ品のためあまりシール性もよくないです。。。
なんでこんな製品を選定するんだろうと思っていたのですが、理屈としては9007LC以上の熱が加わってもボルテックスでシール出来るって事らしいのですが正直どうなんだろうと思っています。
販売する側からすると納期も時間がかかるし、施工時の製品としての扱いも難しいのであまり販売したくはないのですが、ただ一点良いところがあるとすれば単価が高いので売り上げにはなるって所ですかね。
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