お客様からガスケットの材質と形状は決まっているんだけど厚さが決まっていなくて、何ミリを使用するのがいいのか。なんて問い合わせがたまにあります。
シートガスケットの場合は基本的に薄い方が応力緩和が少なく、ガス系流体の浸透性も少なく、対圧縮破壊性も大きくなります。
なので基本的には1.5ミリを推奨することが多いです。
ただ、シートガスケットは厚い方がフランジ面への馴染みが良いため、フランジの面精度が出ていない場合は厚い物を選定する様にしています。
メーカーの基準にのっとって選定をすると上記のようになるのですが、お客様から最終的な厚みの部分はユーザーさんに確認をとるから取り急ぎ価格教えてくれと聞かれた際には、最初より価格が高くなると揉めるため、とりあえず一番値段の高い3ミリの製品で回答をして厚さが薄くなるようであれば価格が安くなるような回答をしています。
それと正直ガス系の流体に使用するわけでなければ3ミリでも1.5ミリでもどっちを使用しても良いのかなと言うのが正直な所です。。。
その上ガス系流体でシートガスケットを使用すると言われたら、その時点でボルテックスガスケットの使用を勧めるようにしています。なので、1.5ミリのシートガスケットでは無いと駄目ですなんて話は正直無いのかななんて思っています。
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