規格外サイズの内パッキンの採寸のやり方

ガスケットは基本的にフランジのサイズに合わせて製作します。やはり多いのがJISの規格サイズやJPIの規格サイズのものです。その場合は規格サイズに合わせてメーカーさんが設定している寸法があるのでその寸法に沿ってガスケットを製作します。

規格外品でもお客様で寸法を指定していただいている場合が殆どですのでその指定寸法に沿ってガスケットの製作をしています。ただ、たまに特殊サイズのフランジ寸法のみを情報でもらい、そこからガスケットを製作する場合があります。

ガスケット自体の寸法を指定してもらっているのと何が違うかというと、全面パッキンの場合はそのフランジ寸法に合わせてそのまま製作すればいいですが内パッキンの場合は少し注意が必要です。

全面パッキンの場合はボルト穴に合わせてガスケットをフランジに乗せることで自然とセンタリングを行うことができます。一方、内パッキンの場合はボルトの内側で抑えることでガスケットのセンタリングをとるため、ボルト穴の径の内側に多少余裕を持った寸法で製作をしてしまうと施工時にガスケットのセンタリングをとることに苦労します。(施工したことないのでたぶんです。。。)なので、特殊寸法のフランジ寸法のみから内パッキンを製作する際はボルト穴の内側ぎりぎりもしくは少し大きいサイズで製作してボルトでガスケットをセンタリングできるような寸法で製作することが必要になってきます。

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