バルカーの6500と6500ACって何が違うのさ。

今いる会社はニチアス製品メインで扱っているので、正直バルカーさんやピラーさんの商品ってあんまり詳しくないんですよ。

まー、ニチアス製品に関してもまだまだなのですが。

その詳しくない中でもバルカーのジョイントシートの6500とニチアスのジョイントシートの1995が相当品ってことはよく問い合わせがあるので知っているんです。でも、バルカーって6500と6500ACってのがあるんです。

これってACつくと何が違うのって話なんです。

ちなみにお客さんに聞かれてそういえばそんなのあったな、確認してきますで逃げてしまいました。

それで確認したんです。

そしたら、簡単にいうと使用するフランジによって使用6500か6500ACかを使い分けると。

基本的に鉄のフランジだったら6500、ステンレスだったら6500ACだそうです。

理由は6500に含まれる塩素系化合物がステンレスと反応してステンレスを腐食してしまうので、塩素系化合物を低減した6500ACをステンレスフランジに対しては使用すると。

じゃあって話で、ニチアスで6500ACに相当するものってなんだろうと。それは、1995でした。

細かい所までは不明ですが、1995は可溶性ハロゲンが少ないのでステンレスフランジに対して腐食を起こさないそうです。

なので、6500って来たら無印でもACでも1995で代替え可能だってわかったのでお客さんにどうですかって、どやって説明をしましたと。

蒸気用ガスケットのジョイントシート

蒸気用で使用できるジョイントシートはニチアス製品だと下記2製品になります。

クリンシル® スーパーの画像

https://www.nichias.co.jp/gasketnavi/gasket/detail.html?id=1993

クリンシル® トップの画像

https://www.nichias.co.jp/gasketnavi/gasket/detail.html?id=1120

(ニチアス(株)HPより)

どちらも1995よりも高温帯で使用できるジョイントシートです。

もともと1993が製品として出て、その後上位互換の1120出たような形になります。

なので、1993を入れられているラインであれば、1120を入れても問題なく使用可能です。というよりかは、1120入れてもらえた方が性能が上なので安心です。

 

温度帯のざっくりの目安としては1120であれば、水系の流体でしたら圧力20K以下にて約200℃以下で考えていれば問題なく使用可能です。

働きながら思うのは、折角上位互換作ったんだから1993辞めちゃえばいいのにってそんな感じです。

一番よくでる。ニチアスジョイントシート、1995(クリンシルブラウン)

会社で一番出る種類のパッキンはと聞かれたらこれ。

1995(クリンシルブラウン)

クリンシル® ブラウンの画像

(ニチアスHPより画像転載)

https://www.nichias.co.jp/gasketnavi/gasket/detail.html?id=1995(ニチアスHP)

 

このパッキンよく出るのですが、基本的に使用推奨しているのが、水系の流体で100℃を超えないラインです。ざっくりと低温のラインです。

一応180℃までは使用できるので、100℃以上でも使用は可能なのですがその場合1~2年程度でガスケットの交換が必要になります。(通常は5年程度使用可)

なので、メンテナンスで交換が可能なラインでかつ低温の流体が流れるラインに使用推奨のガスケットです。

一応ゴムを除く他のガスケットに比べると安いので何とかこれでいけませんかとのお問い合わせがお客様からあるのですが、多少安いものをいれるよりは、高くてもきちんと条件に合ったガスケットを選定してラインに入れないと、それが原因で配管の漏れが発生した際に多少の安さなんか吹き飛ぶほどのお金がかかるので、勤めたいる会社の方針では条件に合ったガスケットを選定するようにしています。

 

このパッキンが良く流通しているので、世の中には100℃以下の低温の流体でメンテナンス可能なラインの配管が多いのだなーと製品が出るたびに思っています。

シートパッキンの代表的な形状3つ。

シートパッキンの代表的な形状は3つあります。

一つ目が全面パッキン(FF)

この形状はフランジに取り付ける際に、ボルト穴の部分にボルトが入ることによりパッキンが固定されるので施工がしやすいというメリットがあります。

ただ、他の形状に比べるとフランジに当たるシート面が多くなるので、締め付け面圧を十分にかける事が他の2つの形状に比べると労力がいるのがデメリットです。

 

2つ目は内パッキン(RF)

この形状はフランジのボルトの内側にパッキンの外形がくるような形状になります。

この形状は、全面パッキンに比べると施工の際位置決めが難しいです。

一方で、全面パッキンに比べるとフランジに当たる面が少ないので締め付け面圧を全面パッキンに比べるとかけやすくなります。

全面パッキンに比べ、漏れては絶対にいけないラインに使用されることが多いです。メーカー自身も、漏れの許されない蒸気やガスの場合はこちらの形状推奨です。

 

3つ目は耳付きパッキン

 

この形状は内パッキンに取っ手がついたようなイメージになります。

特性はほぼ内パッキンと変わらないのですが、取ってがついていることにより施工後外から見てもパッキンがきちんと入っていることが確認でき(内パッキンはフランジのリング面にいれてしまうので、施工後は外から見ただけだとパッキンが入っていることが確認できない)。

施工時の位置決めも内パッキンに比べるとスムーズに進めることが可能です。

 

上記の3形状がシートパッキンの主な形状になります。