テフロンパッキンってどんな時に使用するんだろう

パッキンの材質でも有名ないくつかの物のひとつにテフロンがあります。

テフロンの呼び名自体はデュポン社の商標登録なので、正確にはニチアスだとナフロン、バルカーだったらバルフロンという名称で呼ばれています。

テフロンの特徴としては、絶縁性、耐薬品性、非粘着性などがあります。

上記の特徴を活かして主に絶縁の必要なラインやジョイントシートでは対応できない流体が流れるラインに使用されます。

それに加えて、ニチアスの#9007やバルカーの#7010食品衛生法適合材質(食適)になるので食品を扱うようなラインでも使用されることがあります。

ただ、注意したほうがいいのはテフロンすべてが食適通っているのではないので注文の際は確認していただいた方がいいかもしれないです。

ちなみにテフロン自体の連続使用可能温度としては約260℃なのですがこれは面圧などがかからない状態でという前提の温度になります。パッキンとしてしようする場合、充填剤の入っていないテフロンのパッキンだとニチアス#9007もバルカー#7010も100℃までとなっています。

そういえば、始めの方に絶縁の必要のあるラインと書いたのですが、最近になってそもそもなんで絶縁が必要なのかって気になって調べてみたら通電することによって金属に錆が生じるので絶縁することが必要となってくるそうです。

仕事中に絶縁とか食品とか薬品とかっていう単語が出てきたらぼやっとテフロン系のパッキン入れておけばいいんじゃないかなーという感じで勧める方からしたら結構幅広く使用できて便利だなって思ってます。

テフロンクッションガスケットならテフロンのみのガスケット使った方が安いかも。

テフロンクッションガスケットって呼ばれる製品は、芯材を薄いテフロンで挟んだ製品です。

ニチアスの品番だと9010、バルカーの品番だと703の製品です。

https://www.nichias.co.jp/products/product/seal/gasket/ptfe_gasket05.htm (ニチアス9010のリンク)

http://www.valqua.co.jp/social/ (バルカーフッ素樹脂ガスケットのリンク)

製品の立ち位置としては、フッ素樹脂の絶縁性を持ちながらも、フッ素樹脂単体の製品に比べると中芯材を安価なものを使用することでコストメリットが出せるという製品です。ただ、製品によってはテフロンクッションガスケットの方が価格的にも高くなり、納期もかかることがあります。

ご注文の際に思っていたよりも納期もかかって、単価も高い場合はテフロンガスケットの場合の納期、単価を参考として問い合わせていただけると納期がハマったり、単価が安くなったりという事もありますので問い合わせをいれてみる価値もあるかもしれないです。

施工に関しても、テフロンクッションガスケットは中芯材とテフロンの複合品になるので施工の際にテフロンの皮が捲れたまま施工してしまい、漏れの原因になる場合もありますので、予算に余裕があるようであればテフロンガスケットを使用した方が個人的にはいいのかなと思います。

テフロンクッションのフェルト入りってなんで必要なの。

 テフロンクッションってのはニチアス製品で言うところのT#9010っていうシリーズの商品群の物になります。




イメージとしては上記のようなものになります。

基本記号によって形状変わるのですが、一番基本の形は中芯材にT#1995でテフロンの外皮の形も基本のAタイプってのが現状流通量が多いです。

この商品はテフロン単体製品に比べると安価なのにも関わらずテフロンの特性である電気絶縁性、耐薬品性があるため重宝されています。

なので、私が働いている会社でもかなりの量この製品動きます。

それで、このテフロンクッション、中芯材とテフロン外皮の間にフェルトが挟んであるタイプがあるんです。

正直ほとんど扱わないのですが、存在するってことは何か特別な用途があるんじゃないかと調べてみました。

そしたら、特には無かったです。

しいていえば、中芯材に比べるとフェルトの方が柔らかいのでフランジへの馴染みがよくなるのでフランジとパッキンとの間に隙間がうまれづらい位なものでした。

そして、フェルトを入れることのデメリットも一応あり、フェルトが布なので水にぬれるとフェルトにへたりが発生してしまい、それによってガスケットの面圧が低下して漏れが発生する場合もあるので、ぬれる可能性のある箇所にはフェルト入りは使用しない方がよさそうです。

ということで、基本的には私のからテフロンクッションのフェルト入りを積極的には勧めないなーって話でした。