現在は法律で使用禁止されているのですが昔はアスベスト(石綿)を材料として使用していたガスケットが殆どでした。
なぜアスベストのを材料としているガスケットが殆どだったかといえば単純に安くて性能が良かった為使用されていました。具体的な性能で言えばシートガスケットで40kで400℃程度までカバーできる製品があったようです。正直上記条件だと今だとほぼボルテックスしか選択肢がないような状況です。
そんな性能の良かったアスベストの使用が禁止された現在はアスベスト品番のガスケットの代替品というのがない場合が殆どです。
なのでアスベスト品の型式で相当品という話が出た場合は使用条件を確認して、その条件で使用可能なガスケットを選定する形になります。
確認していただく条件は下記になります。
〇流体
〇温度
〇圧力
上記確認いただければ使用可能なガスケットの選定は可能ですのでお手間ですがご確認お願い致します。
ちなみにアスベストを使用していたガスケットの販売が終了したのは2006年12月です。現在もアスベスト品の使用禁止という流れの名残で、現行品のシートガスケットをアスベストを使用していないという意味でノンアスシートパッキンなんて呼ばれることもあります。