そもそもガスケットは何で必要なのか

そもそもガスケットは何で必要なのか

配管をフランジ接続する場合ほぼほぼガスケットが必要になります。

ただ、よく考えてみるとフランジ自体が接続面が平なのに、なんで間にガスケットを入れなければならないのかなんて始めの頃私は思っていました。

実はフランジはパッと見、接続面が平なのですがあくまでパッと見の話で細かく見てみると完全に平な訳ではなくガタつき等があります。

そんなフランジ同士をガスケット無しで施工してもガタつきの隙間から流体が漏れてきてしまうため、ガスケットが必要になります。

ガスケットを入れて正しく施工することでフランジ間の隙間が無くなり流体の漏れを防ぐ事が可能になります。

ちなみに何でフランジの接続面が完全に平では無いのかというと、接続面を完全に平らにするためには型などでフランジを製作した後に面精度を出すための仕上を行うためコストが高くなるため現状では接続面が完全に平らなフランジはあまり出回ってないです。