お客様からどのガスケットを使用していいかわからないから、何を確認すればいいのか教えてほしいという問い合わせが結構あります。
その際に確認して欲しい条件は下記になります。
〇ガスケットの型式
〇使用温度
〇流体
〇圧力
〇フランジの口径
〇フランジの材質
上記の中でも既設の配管等でもともと組み込まれているガスケットの型式がわかれば、温度、流体は不明でも既設の製品と同じ型式の製品を納入すれば特に問題ないのでガスケットの型式が分かっているのが一番助かります。
型式が不明の場合は使用温度、流体、圧力から使用可能な製品を選定していく形になります。
フランジの口径に関しては単純にサイズの確認になります。
フランジの材質を確認するのは塩ビのフランジだとフランジが弱いため十分に締め付け面圧をかけることができず漏れの原因になるガスケットがある場合があります。また、金属のフランジでもガスケットによっては異種金属による異種金属接触腐食などの原因にもなる製品もあるため確認が必要になります。